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URASHIMA VILLAGE
~瀬戸内の半島の宿~

浦島太郎の物語のキーワード、
それは“時間”です。
ご存じのように、亀を助けて
竜宮城に行った太郎は
時を忘れて楽しみ、
元の場所に戻った時には
月日が流れており
社会から取り残された太郎は
開けてはならないといわれた
玉手箱を開けて
老人になってしまうという物語です。

今、社会は様々な不確定要素によって
大きく変化をしようとしています。
その時に人々はいつも
“社会の時間”によって
振り回されていきます。
社会情勢や、
時代が変わっても本来の自然や
地球が持っている時間というのは
実は一定のリズムで揺らいでいます。

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ここURASHIMA VILLAGEは、
浦島太郎が亀を助けた証として
目の前の無人島・丸山島に
浦島神社が厳かにたたずんでいます。
そしてその無人島の丸山島には、
1日2回の干潮時にだけ海の底から現れる
砂の道によってのみ渡ることができます。
海底の道が現れるのは、
現代社会の暦ではなく、
地球の自然の時間です。

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我々現代人がいつの間にか
スケジュールという社会のルールで
自分の時間を切り刻んでしまっている中、
ここURASHIMA VILLAGEで
自然の時間に身をゆだね、
海から現れる道に導かれるように
島に渡る時間を過ごすことで
本来の人間の中にある
自然のリズムを
感じていただければと思っております。

もしかしたら、ここに流れる時間は
竜宮城と同じ時の流れかもしれません。

ですからいつもの日常に戻った時には
決して玉手箱を開けてはなりません。